ちょっとだけ興味のある話。その3(続き)

201504270001
先週に引き続き、ボタンダウンシャツの襟の後ろ側にあるボタンについての2回目です。古き良きアメリカ衣料の魅力を探るのに、当時の古着は大切な役割を持っていると思います。今回は、僕が長い間その古着に触れ、感じ、考えたことをお伝えしたいと思います。前回、バンドカラーシャツとして着ていた脱着式の襟のシャツについてお話ししました。着ていた頃より数年が過ぎたころ、写真のような、そうとう昔のBROOKS BROTHERSのB.Dに出会いました。サイズ表記の下にNEW YORKのみ記載してある初めて見るタグでした。
201504270003201504270002
前身のデザインは現代のB.Dシャツとは全く異なり、プルオーバー型のシャツから前開きのシャツへ発展したと想像できるデザインです。B.Dシャツの元祖はBROOKS BROTHERSが考案したポロカラーシャツと言われていますが、その初期型だと思います。そしてこのシャツの襟の後ろ側には、写真の様にボタンが付いています。個人的な考えですが、当時BROOKS BROTHERSがこのボタンを突然付けたとは考えにくく、プルオーバー型から前開きのシャツへと発展したのと同様に、脱着式の襟から固定式の襟へと発展する途中に存在したのがこの後付けボタンで、脱着式の襟の名残りと推測するのが自然だと思いました。実際、50年代頃のBROOKS BROTHERSのポロカラーは、襟の後ろ側のボタンは無くなっています。ジーンズに代表される他のアメリカ衣料の多くにも、時代の流れの中で合理的に省かれて進化していく衣料は多く存在し、それも一つの魅力になりえるのだと思いました。
最後に余談ですが、先日のアメリカ出張で会った古着ディーラーのところで、今回の話をしたシャツと同じタグのドレスシャツを見ました。その際彼に質問すると、このタグのモノは、1920年代よりも古いシャツだということでした。100年近くも前のモノと考えるとビックリですが、その 後20~30年の間に現在のシャツの原型が出来たのかな?と思います。これからも古着や周りの方々を通じて当時の文化やモノの移り変わりを学び、今後の商品企画に反映させることで、少しでも多くの方に何かお伝えできたら良いと思います。

商品企画  島倉弘光

201506080007
CLUTCH COLLECTION SHOW その2。
201510120001
展示会。
201412080004
こだわりを持って企画中。
201610100001
CLASSIC FLEECE VEST.
201505180001
OLD & NEW
201406300001
第一に考えるべきこと。
201707240002
細いのと太いの。
201406020004
バンダナ。
ご利用条件|免責/個人情報保護方針|会社概要|サイトマップ|お問合せ
  Copyright © 2017 camco-mfg.com. All Rights Reserved.    Top